解説
ヨーゼフ・アントン・ブルックナー (Josef Anton Bruckner)
1824年 (現)オーストリア 生 - 1895年 (71歳) 没
オルガン奏者を父に持ち、本人も非常に腕の立つオルガン奏者であったためか、その作曲書法にはオルガン奏者の発想が強く見られるようです。交響曲と合唱曲が、特に精力を注いだ分野であるとされます。交響曲を中心に、幾度か自身で大きな改訂を加えており、さらに弟子による出版時の改訂、その後の研究による弟子の影響排除などにより、同一の曲について多数の版が存在します。1900年代に創設された国際ブルックナー協会による改訂版の主なものは、中心的に関わった改訂者の名より「ハース版」「ノヴァーク版」と呼ばれます[1][2]。
作品番号について: ブルックナーの作品はWAB (Werkverzeichnis Anton Bruckner) 番号によって参照されることがあります。作品カタログはレナート・グラスベルガーによって編集されています[1]。
参考資料:
[1] Wikipedia「アントン・ブルックナー」2011年3月23日更新
[2] Wikipedia「ブルックナーの版問題」2011年5月13日更新
※ 肖像の画像は資料[1]より(パブリックドメイン) 画像情報
(2011-08-31更新)